「全国魚市場&魚河岸まつり」万博公園で開催
2024/09/06 執筆者:編集部
全国各地の魚介料理が堪能できる「第2回SAKANA&JAPAN FESTIVAL 2023 in万博公園」(主催SAKANA&JAPAN FESTIVAL実行委員会)が2023年3月17日~21日の5日間、万博記念公園・お祭り広場で開催された。魚ジャパンフェスは東京千代田区の日比谷公園で毎年11月に開かれている「ジャパンフィシャーマンズフエスティバル~全国魚市場&魚河岸まつり~」の姉妹イベント。先月、代々木公園で開催された魚ジャパンフェスには4日間で過去最高の20万人が来場した。東日本大震災から復興応援を目的とした「発見!ふくしま魚祭り」(主催・発見!ふくしまお魚まつり実行委員会)も同時開催した。会場では午前10時より紀州和歌山のマグロ専門店「黒潮市場」の天然本マグロ解体ショーが行われ、解体後、さばきたての超新鮮な海鮮丼やにぎりがプレゼントされた。本マグロは前日、捕獲したばかりの黒マグロで、重量は約30キロ(生後3年から4年程度)。大きなものは20年もので300キロから400キロもある。マグロは通常50キロから60キロ程度で泳ぐ、最高速度は160キロにもなる。マグロはDHAやEPAが多く、効能としては血をさらさらにして脳の活性化に役立つ。解体は頭からカマへ、背から腹の部分と移り、骨を取る。カブト部分は和歌山の市場でカブト焼きとして食べられる名物でもある。カマトロは全体の3パーセント程度で貴重な部位。飲食店ではマグロ、サーモン、ウニ、イクラ、カニ,牡蠣、ホタテ、のど黒、アユなど全国各地の厳選した魚介が並び、壮観。広島県産焼きカキ(東広島市)、石巻産焼きかき(宮城県石巻市)、能登産焼きかき(石川県能登産)、能登かきがんがん焼き(石川県七尾)の食べ比べができ、栄養も豊富だ。フェスの一番人気といわれる名物「こぼれいくら丼」(紅子と呼ばれる紅鮭)。サスティナブル(持続可能)な漁業法によって漁獲されたアラスカ産を使用。ルビーのような色合いでコクのある味わいと食感が特色で多くの客が並んでいた。「発見!ふくしまお魚まつり」のブースでは、福島県いわき市の「小名浜開成高校」の生徒たちが練習船「福島丸」で漁獲したものを提供。親潮と黒潮がぶつかる福島県沖の海域は「常磐もの」と言われ、美味しい魚介類の宝庫。ボリュームも味も最高だ。その他にも楽しいイベントで満載。