日本ハム「高齢者のフレイル予防プログラム」開始
執筆者:motoe
日本ハム(本社:大阪市北区、社長:畑佳秀)は、関西医科大学と平和堂(本社:滋賀県彦根市)、コガソフトウェア(本社:東京都台東区)との間で、「食と運動で健康を科学する」社会連携講座共同研究契約を締結。また、食と運動の好循環による健康社会モデルの構築に取り組むため、3月28日から高齢者のフレイル予防プログラムを開始する。近年、高齢者のフレイルが社会課題となる中で、同社では2017年より関西医科大学と共同で、フレイルを予防するため、食事と運動に関する介入研究を実施。さらに、2022年2月からは、高たんぱく質乳製品および食肉含有加工食品等の提供と運動負荷を組み合わせることで、要支援・要介護高齢者の筋肉量の増加を介して、高齢者のフレイル予防効果を実証した。また、被験者に体組成、自己効力感、食事への考え方を説明した結果、日常の食生活における食品選択において、たんぱく質の多い食品を選択するという行動変容を確認できたことから、、高齢者のフレイル予防に役立てるため、関西医科大学、平和堂、コガソフトウェアと連携し、食事指導と運動を組み合わせたプログラム「マイナス5歳の健康づくり教室」をスタートさせることになったという。同プログラムは、全12回の食事指導と運動を組み合わせたプログラムを3月28日~6月27日の火曜日に、平和堂のショッピングセンターであるアル・プラザ彦根(滋賀県彦根市)にて開催。運動面は、一人ひとりの体力レベルにあわせたトレーニングを関西医科大学附属病院の健康運動指導士がオンラインを中心に指導し、栄養面は関西医科大学と当社の知見を備えたスタッフが正しい知識を提供するというもの。また、会場は立ち寄りやすい食品スーパーというインフラとしての側面を活かし、無理なく、楽しく続けてもらえる場を平和堂が提供する。