伊藤忠食品「2022年決算増収4期連続増益」

      執筆者:編集部

伊藤忠食品(本社大阪市 岡本均社長)は2022年3月期(2021年4月1日~2022年3月31日)の連結決算を発表した。それによると売上高6429億5300万円(前年比4.9%増)、営業利益75億0700万円(同27.5%増)、経常利益89億4300万円(同22.9%増)、当期利益48億4300万円(同12.2%増)となり4期連続の増益となった。岡本社長は決算発表の席上「コロナの収束とともに市場に活性化が出てきた。外食産業なども元に戻りつつあり、経営環境が良くなってきた」と語った。商品別売上高はビール類1507億(構成比24%)、和洋酒1029億(同16%)、調味料・缶詰1044億円(同16%)、嗜好品・飲料1549億円(同24%)、麺・乾物458億(同7%)、冷凍・チルド263億円(同4%)、ギフト346億円(同5%)その他234億円(同4%)となりギフト以外、全商品が前年をクリアーした。2023年度は売上高6800億円、営業利益70億円、経常利益80億円、当期利益51億円を木曜に設定。2025年度を目指す事業として情報、商品開発、物流を重点施策として食品ロス。廃棄物削減、地域活性化、商品販売拡大、物流効率などに取り組む。