明治「中国広州市にて乳製品と菓子の複合工場」稼働開始

      執筆者:motoe

明治(代表取締役社長:松田克也)は、同社と、中国事業を統括する100%出資子会社の明治(中国)投資有限公司を通じて設立した、牛乳・ヨーグルト、菓子などを生産する明治食品(広州)有限公司(所在地:中華人民共和国広州市、2020年7月設立)が牛乳・ヨーグルトの生産を2024年1月4日より、菓子の生産を2024年1月8日より開始した。明治グループ初となる乳製品と菓子の複合工場であり、それぞれ培ってきた技術やノウハウを活かして新たな商品の展開など、シナジー効果の創出を目指していくとしている。同社は中国において、牛乳・ヨーグルト事業、アイスクリーム事業、菓子事業、栄養事業、業務用食品事業を展開しており、牛乳・ヨーグルトについては、2013年より明治乳業(蘇州)有限公司にて販売を開始したが、賞味期限が短いチルド商品の中国における供給エリアを拡大するため、生産拠点の増設を進めてきた。2023年1月には明治乳業(天津)有限公司を稼働させたことで華北エリアの供給を強化しており、今回の明治食品(広州)有限公司の稼働により、中国華南エリアへの供給体制をさらに強化します。華東エリア(蘇州)、華北エリア(天津)、華南エリア(広州)の3工場体制になったことで当初の1工場体制時と比べ、中国における牛乳・ヨーグルトの生産能力は約4倍となり、より多くの商品供給を実現する。