ヨーカドー「惣菜ブランド YORK DELI」展開

      執筆者:motoe

イトーヨーカ堂(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:山本哲也)は、“「毎日食べたい」おいしさ。”をコンセプトに、新鮮で良質な素材を活かした季節のメニューや定番の逸品を提供する新たな惣菜ブランド「YORK DELI(ヨーク・デリ)」を立ち上げ、イトーヨーカドー・ヨーク店舗での展開を開始する。同社は、「食」にフォーカスした成長戦略を推進しており、2023年9月にはヨークと合併、両社の知見を共有し、首都圏におけるシナジー効果を最大限に引き出す取り組みを進めてきたが、特に注力する惣菜強化の一環として、2024年2月にプロセスセンターとセントラルキッチンの機能を持つ「Peace Deli千葉キッチン」の稼働を開始。食品マーチャンダイジングにおける豊富な知識とノウハウを持つグループだからこそできる、味・品質・鮮度を備えた新商品の開発と店舗オペレーションの生産性向上を可能とした。これまでの惣菜売場では、複数のブランドが展開されており、販促物や容器などが統一されておらず、商品の価値が十分に伝わっていないという課題がったことから、今回、さらなる成長に向けて、新ブランド「YORK DELI(ヨーク・デリ)」を立ち上げ、セブン&アイグループのプライベートブランドのブランディングを手掛けるクリエイティブディレクター佐藤可士和氏の監修により、ロゴ・容器・販促物などを統一し、商品の価値が伝わりやすい売場に刷新。また、商品の更なる品質向上と、各カテゴリーにおける美味しさへのこだわりも追求。一例として、お弁当の「米」やお寿司の「酢」など素材から味付けまで徹底的にこだわり、特に、「お弁当米」は、セブン-イレブンの「おにぎり」と同じ、『八代目儀兵衛』が監修し、精米・ブレンド・炊飯にこだわり、甘みと粒感を追求した「お弁当米」に仕上げているという。「酢」については、ネタの旨さを引き立てるため甘味を控え、風味と酸味を効かせたオリジナルの配合を行い、それぞれの具材の美味しさを最大限に引き立てているほか、店内調理にもこだわり、鉄板で一つひとつ丁寧に焼き上げることで、ふんわりとした、やわらかい食感が楽しめる「だし巻き玉子」をイトーヨーカドー・ヨークの約100店舗で販売する。