ナックス「全国NN会総会 経営方針説明会」
執筆者:編集部
ナックス「2024年度全国NN会」が7月12日、KKRホテル東京で開催された。総会では国分グループ本社常務執行役員経営統括本部副本部長兼低温フレッシュデリカ統括部長山崎佳介氏が「国分グループ首都圏エリア展示会ではナックスにもブース出展、両社の情報共有が進んでいる」と株主挨拶、開会挨拶では全国NN会会長松田要輔氏(テーブルマーク代表取締役社長)が「入社2年目にナックスを担当、以後13年間、ナックスにお世話になり、今はそのお礼を返す時と心得ています。NN会発展に努力します」と挨拶した。会計監事ニチレイフーズ竹永雅彦社長は「会計監査報告は適正」と監査報告した。この後、ナックス代表取締役石橋逸平氏は「2023年度の業績、今年度の経営方針などについて概ね次のように語った。売上高は1955億2000万円(前年比108,8%)、経常利益17億2000万円(同148,2%)、内訳市販用冷凍食品904億4000万円(同111.3%)、アイス・冷菓265億7000万円(同107,4%)、惣菜666億5000万円(107,2%)、ベーカリー78億7000万円(同106、7%)、その他39億9000万円(同98,0%)の増収増益となった。増収の要因はイオングループどの取引が伸びたことと値上げが功を奏した。これにより国分グループ低温フレッシュデリカ事業における構成比は45%となった。2024年度上期は980億円(同106、3%)で着地、各部門二桁近い伸びを見せている。