加藤産業「第50回秋冬新製品発表会6600点数」

      2024/09/06   執筆者:編集部

加藤産業(加藤和也社長)は7月18日、19日、「第50回2024年秋&冬の新製品発表会」を神戸国際展示場で開催した。同展示会の出展企業数は常温、菓子378企業(約5300点)、チルド日配冷凍食品84企業(800点)、酒類118企業(500点)合計580企業(6600点)となった(前年比、企業数108%、点数117.7%)内、新製品は常温、菓子1500点、チルド日配冷凍食品300点、酒類100点、合計1900点で新製品構成比28.7%になった。来場者はスーパー、CVS、生協、外食店など4200名のバイヤーが来場した。企画提案は「米の需要増」「新米出回り時期」をキーワードに、ごはんまわり商材の「ふりかけ」や「炊き込みご飯の素」を紹介。毎年9月になると売れ始める「鍋つゆ」なども出展されていた。従来の鍋つゆは醤油系、塩系、味噌系、辛み系や豆乳系が中心に品ぞろえされていたが、今年は有名店や飲食店企業とコラボ商品や辛い味、カレー味と云った特色のある商品や柑橘類の香り、香ばしさなど香を取り入れた商品が目立った。加藤産業オリジナル・プライベイトブランドKanpyコーナーでは展示会の陳列方法を見直し、料理研究家中川千佳子先生のクッキングライブキッチンを中心に、カンピーザ・プレミアムの新商品やジャヤム・スプレッドなど全11ブースにブースを設置した。カンピー新商品は34品(内、リニュアール6品)。食パンにメロン味、カレー味、シュガートースト味の付け焼き上げた、スプレッドは目新しく、手軽で簡便性のある商品として関心をひいていた。大関酒造とコレボレーションした味噌煮の素(酒粕入り)や生姜豆乳クリーム煮の素(酒粕入り)なども注目を浴びていた。ニッポンが誇る食の魅力を「発見し、伝えたい」をコンセプトに全国各地域の地場メーカーの紹介をするディスカバリー・ニッポンコーナーでは北海道から九州までの日本各地で活躍する地域メーカー、こだわりメーカー72社と各支店で推奨する取り組みメーカー28社の合計100社が提案、それぞれの企業の持ち味と見出す展示会でもあった。