ファミマ「新型コーヒーマシン」大阪万博から導入

ファミリーマート（東京都港区、細見研介社長）は、6月2日から「FAMIMA CAFÉ新型コーヒーマシン」を大阪・関西万博の店舗から順次、全国のファミリーマートへ導入する。新型コーヒーマシンは、モータードライブを搭載した業界初の挽き方調整グラインダで、豆の挽き目を9段階に挽き分けることができる。これによって、専門店のようにメニューごとに最適な粒度を設定することが可能になった。「FAMIMA CAFÉ」は2020年から世界No.1バリスタである粕谷哲氏とコーヒーの共同開発をしており、今回の新型コーヒーマシンも粕谷氏との共同開発によるもの。その特徴としては、粕谷氏のハンドドリップを再現するために、コーヒー豆を均一に抽出できるよう、また、お湯のかけ方や攪拌方法を改良した抽出マシンを開発した。今回の新型コーヒーマシンは、2025年6月から大阪・関西万博店と都内の店舗から設置を開始し、2026年5月を目途に全国のファミリーマート店舗で設置完了する予定。