森永乳業「幼稚園・小学校給食支援事業」第3期開始
執筆者:motoe
森永乳業は、ベトナムにおける子どもたちの健康・栄養改善への貢献を目的に、2023年5月より同社独自の給食支援プログラム「Smiles & Health for Children」を開始し、今回、第2期の取組みを完了。そして、7月より新たに国際NGOプラン・インターナショナルをパートナーとし、第3期プログラムを開始する。第3期プログラムでは、支援対象地域を、これまでの対象地域であるディエンビエン省に加えライチャウ省にも拡大すると共に、これまでの取組みで確立したハード・ソフト両面からの支援フレームを活用し、対象年齢を幼稚園児から小学生にも拡大。ソフト面では、対象者を生徒の保護者に加えて、地域在住の10歳未満の子どもを持つ保護者にも広げ、取組みを継続していく意向だ。また、第1期・第2期の支援先6園についても、引き続き子どもたちの健康・栄養状態やスタッフの栄養・衛生に関する知識やスキルのモニタリングやフォローアップを行うと共に、継続して国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンのチャイルド・スポンサーシップ・プログラム(地域開発プログラム) にも参加し、支援先幼稚園の子どもたちとの交流を深め、健康と栄養状態の改善に向けた支援を行ってまいります。なお、同プログラムによるこれまでの支援対象者数については、園児400名以上、教員・保健・調理スタッフ40名以上にのぼるという。【第3期(2025年7月~2026年6月)の主な支援内容】■事業地:ベトナム社会主義共和国ライチャウ省 ■対象:幼稚園1園、小学校1校 ■被益者数:園児・児童 約470名、教職員 約80名、保護者約800名 ■事業概要:1.調理室の建設(幼稚園、小学校に各1)、2.調理室備品・器具の支給、3.教職員対象に、栄養、食品衛生、子どもの健康と発達に関するトレーニング、4.生徒の保護者および村の10 歳未満の子どもの保護者向けに栄養、食品衛生、子どもの健康と発達に関する意識啓発活動