キリン「猛暑と子どもの外遊び」実態調査
執筆者:shirai
キリンは3~6歳の子どもとその親500組を対象に、夏の外遊びに関する意識調査を実施した。調査では、子どもの96.2%が外遊びを好む一方、夏は最も遊びが制限される季節とされ、外遊びを止めた経験のある親は93.4%にのぼった。背景には熱中症への不安(92.2%)と運動不足への不安(77.2%)の“ダブル不安”があり、子どもも「夏は一番遊べない季節」と感じている。WBGT28℃以上で運動を控える指針があるなか、実際には6割超の親が「自分の体感」で判断していることも判明。順天堂大学の小林弘幸教授は、運動による免疫力向上とストレス耐性の重要性を指摘し、室内でも体を動かす習慣づけの必要性を説いている。キリンはJFAと連携し、夏の室内運動プログラムを展開するなど、子どもの健やかな成長を支援している。