パルシステム、しいたけで里山を守る取組み
執筆者:編集部
パルシステムでは、産直産地の岩手県軽米町の里山で発生する間伐材をJAつくば市谷田部(茨城県)のしいたけ原木に活用する取り組みを進めている。3年目となる2010年度は、11月から2011年1月にかけて3万本が届けられ、しいたけ原木栽培の継続と里山保全を図る。おがくずに栄養剤を混ぜて固めた菌床で育てた一般的なしいたけと比べると、コナラやクヌギの原木に菌を植え込んで育てた「原木栽培しいたけ」は、肉厚で美味しいと好評。パルシステムでは将来的に10万本の取引実現をめざし、今後もしいたけ原木栽培の継続と岩手北部の里山保全を図るため両産地の原木取引を支援していく考えだ。