イオンリテール「桜島大根の取り扱い」拡大

      執筆者:編集部

イオンリテールは2月4日、約30店舗で展開していた生の「桜島大根」取り扱い店舗を62店舗に、同じく約150店舗で展開していた加工品の「桜島大根」取り扱い店舗を約300店舗で展開していく。桜島大根は300年以上前より鹿児島市桜島で栽培されている球形の大型な大根種で、“世界一大きな大根”としてギネスブックに認定されている。農林水産省認定の「故郷に残したい食材100選」にも指定されている桜島大根は、イオンの店舗では2009年より販売したところ、味のしみ込みが良く、柔らかいのに煮崩れしにくいことから煮物や切り干し大根、漬物など多様な料理に合うとして、消費者から好評を得ている。桜島大根はイオングループのGMS事業会社であるイオンリテールが、郷土の味を守り続ける「フードアルチザン(食の匠)」の取り組みの一環として、2007年に鹿児島県内の地元関係者と「桜島大根食文化協議会」を設立し、「桜島大根」の維持拡大に取り組んでいる。