金丸弘美「地域ブランドを引き出す力」出版

      執筆者:編集部

「3年をかけて、各地を巡り、活力ある地域を訪ねました。おかげさまで、わくわくするよぅな本に仕上がりました」(金丸弘美氏)。地方には「若者が元気」「お年寄りが生き生きしている」「商店に元気がある」「農業に新しい機運が生まれている」「観光客が増えている」「地域に経済が巡っている」「女性に活躍の場がある」。そんな希望ある場所が沢山、生まれている。活気ある新しい価値を生み出した田舎が、お互いのノウハクを交換しながら、さらに未来へと向かいつつあり、その現場からのレポートである。イギリスのクリーンツ―リズム、フランスの味覚教育、イタリアのスローフード、ドイツ・フライブルグの環境政策、豊岡市のコウノトリ復帰、高知県山間地の6次産業、長浜市の景観を活かした町づくりを始め、唐津市加部島の地域ブランド、安心院の農家民泊、練馬区の体験農園、萩市の道の駅の公設市場、高山市や奈義町の食の町づくり、内子町、上勝町などの町の産業づくりなど、内外の活気ある地域をすべて現地に赴き紹介している。各地の共鳴し、共感しえたものが、―つの未来の流れになるようにという思いでまとめられている。、金丸弘美 (食環境ジャーナリスト、食総合プロデューサー、四六判並製、208頁、本体価格、1400円 (外税)、 合同出版(株)TEL03-3294-3506。