「みどりむしハンバーガー」を共同開発、8月8日から飲食店「アゲマキ」で発売
執筆者:編集部
東京大学発ベンチャー企業(株)ユーグレナ(出雲充社長)と先端科学教育企業(株)リバネス(丸幸弘社長)は59種類の栄養素をもつ微細藻類ミドリムシを練りこんだ「みどりむしハンバーガー」を共同開発、8月8日から飲食店「アゲマキ」で発売する。同商品はミドリムシのもつ59種類の栄養素に着目、野菜嫌いな子供たちから健康を意識する消費者に元気をつけてもらおうと開発されたのもで、ハンバーガー1個あたり10億匹分のミドリムシが使われている。ミドリムシは沖縄・石垣島で培養されたもので、人間に必要な必須アミノ酸、ビタミン、DHDなどが含まれ、食用として世界ではじめて大量栽培に成功した。出雲社長は「ミドリムシといえば野菜についている緑の虫をイメージされますが、同商品は海の中で育つ藻。動物性機能と植物性機能を持ち合わせた生物で、世界の食生活を変えていく食品として注目されています」と説明した。開発したハンバーガーはアゲマキでランチセットとして1500円(ドリンク、サラダ付)で販売される。問い合わせ、鉄鍋創作料理とワインのお店「アゲマキ」東京都世田谷区三軒茶屋1-35-17 ルーエプラッツ三軒茶屋2F。03-6450-7329