日本チェーンストア協会「1月の販売概況」発表
執筆者:編集部
日本チェーンストア協会は1月度の販売動向を発表した。総販売額11,249億円、店舗調整前103.5%・店舗調整後98.8%。1月度は全国的に気温が低く、日本海側を中心に大雪となるなどの天候不順の影響等から苦戦し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は6ヶ月連続のマイナスとなった。食料品の動きでは農産品は野菜は相場高で、トマト、レタス、きゅうり、キャベツ、白菜は好調だが、ばれいしょ、玉ねぎは不調。果物は、バナナ、りんごは好調だが、かんきつ、イチゴは不調。畜産品は和牛、豚肉は不調だが、鶏肉は好調。ベーコンの動きは良かった。水産品は鮮魚、貝類は不調。刺身類の動きは良かった。塩鮭、たらこ、明太子、開き物は好調だが、ちりめんは不調。惣菜は煮惣菜、中華惣菜、サラダなどの洋惣菜は好調。その他食品は米、レトルト食品、ノンアルコール飲料、低果汁飲料、飲料水は好調だが、麺類、調味料、コーヒー、菓子、酒は不調。洋風デイリーは乳酸菌飲料、ヨーグルト、アイスクリーム、冷凍食品は好調。和風デイリーは水物、漬物、練製品の動きは鈍かった。