【2月号】 江戸東京野菜コンシェルジュ育成協議会が発足した。

      執筆者:auc_shonin

小金井市においては、近年、地域ブランドとして定着しつつある「江戸東京野菜」の普及推進活動や食育・地産地消に関する取組が行政や各種団体等によって行われているが、その推進に関わる人材の不足や、活動主体間の情報・連携の不足等が指摘されるところでもある。
今後、効果的かつ継続的にこれらの活動を進めるためには、行政とNPO等多様な主体がより積極的に連携を図るとともに、その普及推進を担う人材を育成することが求められている。

そこで「江戸東京野菜」(伝統野菜)を切り口に、関連する団体等が連携して、その普及推進を図る人材「江戸東京野菜コンシェルジュ」を育成するとともに、食育・地産地消の観点から、伝統野菜のみならず食や農業を地域に伝える伝道師として、学校教育や社会教育の現場にコンシェルジュを派遣する仕組みを構築しようと「江戸東京野菜コンシェルジュ育成協議会」が発足した。

協議会では、小金井市を中心に東京における食育や地産地消の普及推進、都市農業の活性化に寄与するため事業を展開していく。
当面(23~24年度)の事業
江戸東京野菜コンシェルジュ育成活動
①食育・地産地消に関する現状・ニーズの把握(事業全体の企画)
地域の現状から求められるコンシェルジュ像を整理し、その育成と派遣・普及の方法について検討する。
②コンシェルジュ育成プログラムの作成
コンシェルジュ育成のための研修等プログラムの検討、育成のための教材資料の作成、関係団体の調整等を行う。
③人材の募集(事業のPR)
24年度は、すでに江戸東京野菜に関わる、生産者(江戸東京野菜を栽培している方)、大学生、小中学校の栄養教諭等(江戸東京野菜の普及に取り組んでいる方)を対象に、資質向上を図るため、候補者を募集するとともに、25年度以降、一般に向けた事業のPRを図ることを検討している。

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2 江戸東京野菜はここで買えます 

江戸東京野菜は、江戸からの伝統と季節を味わう野菜で、もちろん地場野菜です。

地方からやってくる季節の先取り野菜より、ずっと個性的です。

(農産物の生育は天候に左右されますので、収穫予定は変わることがあります)

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