カゴメ「シンバ社と食事前の野菜ジュースに挑戦」

      執筆者:編集部

シンバホールディングス(沖縄県浦添市) とカゴメ(愛知県名古屋市)は、シンバホールディングス社員のメタボリックシンドローム対策の一環として、「食事前の野菜ジュース」に取り組むことになった。厚生労働省が公表した「特定健康診査・特定保健指導に関するデータ」によると、都道府県別でメタボの割合が最も高いのは5年連続(平成20年度〜平成24年度)で沖縄県。沖縄県は健康・長寿の復活を目指し、県民一人ひとりが主体的に健康づくりを行い、家庭や学校、地域、職場等の社会環境に働きかけるしくみ作りに取り組んでいるものの改善は遅い。このような背景を受け、シンバホールディングスは、社員のメタボ予防・改善にために、食事前の野菜ジュースに取り組むことになった。カゴメでは今年1月「食前に野菜ジュースを飲むことでメタボの原因の一つである食後の血糖値の上昇が抑えられる」という研究結果を発表している。