【5月号】立川産野菜と立川産江戸東京野菜で収穫体験と料理教室

      執筆者:編集部2

5月17日(火)に、一般社団法人東京都農住都市支援センター主催「第一回東京野菜収穫体験料理教室」が開催され、私も東京都農住都市支援センター専門講師として料理教室にかかわりました。(東京都農住都市支援センター→http://www.nojyu.com/index_machizukuri.html

開催場所は、東京都立川市にあるスマイル農園・スマイルキッチン(園主:豊泉 裕氏)で行われました。(スマイル農園→http://smilenouen.web.fc2.com/sub1.html

 収穫体験では、圃場見学と豊泉さんの説明を聞きながら、スナップエンドウ、葉玉ねぎ、レタス、伝統小松菜などを収穫しました。みなさんとても楽しそうに収穫体験されていました。

収穫体験の後は、農園に脇に併設されている三方ガラス張りで木造の広いスマイルキッチンでの料理教室となりました。食材は、収穫体験された野菜と同じものの他に、スマイル農園で育った野菜と地元立川で育った野菜、その他の食材もほぼ100%近く立川産か国産を使いました。

 今回使用した野菜は、伝統小松菜、葉玉ねぎ、東京うど、ブロッコリー、胡麻、トマト、パセリで、他にオプションでラディッシュ、かぶなども使いました。ここで注目すべき食材は、「胡麻」です。胡麻の国内自給率は、なんと0.05%で、収穫してから食べられる状態にするまでとても手間がかかる食材でしたので、皆さんにお話しすると「一粒も残せないわね」と言って食べていただきました。

 これらの野菜や食材を使って作ったメニューは、「伝統小松菜と豆腐のポタージュ」「東京うどの焼き春巻き」「ブロッコリーの熱々和風サラダ」(ここまでは参加者が調理)+オプションで「トマトの寒天寄せ」「かぶの葉の菜飯」「かぶの浅漬け」「ラディッシュの金山時味噌添え」「天然酵母パンとブロッコリーのディップ」も食べていただきました。まさに「東京野菜料理教室」です。第2回は、7月に「東京野菜収穫親子料理教室」の開催が決まっていますので、6月以降の東京都農住都市支援センターのホームページをご覧ください。

今回は、「伝統小松菜と豆腐のポタージュ」をご紹介いたします。

●   伝統小松菜と豆腐のポタージュ

<材料> 4~5人分

・伝統小松菜200g  ・豆腐(絹)200g  ・玉ねぎ1個  ・バター20g

・固形スープの素1個  ・水700cc  ・塩、こしょう各少々

<作り方>

1. 伝統小松菜は、茹でてざく切り、玉ねぎは、薄切りにする。豆腐は適当な大きさに切る。

2. 鍋にバターを溶かし、玉ねぎがしんなりするまで炒め、水、固形スープの素、豆腐を加えて沸騰したら、少し火を弱め中火で15分ほど煮る。(途中でアクを取る)

3. 伝統小松菜と2をミキサーに入れ、攪拌する。(ミキサーに全部入らなければ、2回に分ける)

4. 3を鍋に移して温め、塩・こしょうで味を調え、器に盛る。

次回、江戸東京野菜スタディ&カフェは、6月19日(日)に予定しております。(今が旬の話題を提供いたします)

随時ミュゼダグリホームページ(http://www.musee-d-agri.org/)でご確認下さい。Study & Cafeのお問い合わせ→TEL 090-2423-0831(ミュゼダグリ)FAX042-387-2820   Mail: museedagri@hotmail.com

☆酒井文子の江戸東京野菜レシピバックナンバーは、                                                こちら→https://fv1.jp/blog_sakai/backnumber.html

大竹道茂江戸東京野菜ネットは、                                                               こちら→https://fv1.jp/chomei_blog/?author=5  

☆江戸東京野菜通信「大竹道茂の伝統野菜に関する情報」は、                                          こちら→ http://edoyasai.sblo.jp/ 

☆ NPO法人日本食育ランドスケープ協会「心と体にやさしい野菜アレンジ」
    暮らしの手帖社 好評発売中!http://jasla.org/index_start.php