世界食糧デーにあわせ「0円キッチン」45か所で上映

      執筆者:shirai

ユナイテッドピープルは農林水産省とタイアップし、10月16日に制定されている国連「世界食料デー」に合わせて、「世界食料デー」月間である10月に、食品ロス削減を訴えるドキュメンタリー映画『0円キッチン』の上映呼びかけを行うキャンペーンを展開。
9月13日時点で、全国45ヶ所(現在)の市民上映会の開催が決定したことを発表した。
「世界食料デー」は世界の食料問題を考える日として国連が制定。
日本では、10月はリデュース・リユース・リサイクル推進月間(略称「3R推進月間」)ということもあり、少しでも変え、食料廃棄を減らすことを目的に、同作の上映を呼びかけることになった。
世界で生産される食料の3分の1は食べられることなく廃棄されており、その重さは世界で毎年13億トンに及ぶ。
同作は、食材救出人のダーヴィドが「捨てられてしまう食材を救い出し、おいしい料理に変身させよう!」と考え、植物油で走れるように自ら改造した車に、ゴミ箱でつくった特製キッチンを取り付け、ヨーロッパ5カ国の旅へ出発するという内容。
各地で食材の無駄をなくすべく、ユニークでおいしく楽しい取り組みをしている人々に出会いながら、食の現在と未来を照らし出していくエンターテイメント性に溢れた作品となっており、「最後までおいしく食べようと思う心がけと、買う前に本当に必要かよく考える習慣が大切。そんな当たり前のことを、押しつけではなく自然に気づかせてくれる映画だと思います。」(料理研究家:島本美由紀)「この手の映画にありがちな堅苦しさが皆無で超面白かった。街に生えている草や昆虫食、冷蔵庫の奥の残り物まで何でも調理。」(作家・ジャーナリスト:佐々木俊尚)といったレビューが寄せられている。
同キャンペーンでは、10月の1ヶ月に全国100ヶ所での上映を目指しており、現在も引き続き参加者(上映者)を募集している。
キャンペーンサイト:http://unitedpeople.jp/wastecooking/archives/16195
特設ページ(上映会場マップ):http://unitedpeople.jp/wastecooking/zeromonth
『0円キッチン』公式:http://unitedpeople.jp/wastecooking/