ヤンマー「プレミアムマルシェ」プロジェクト始動
執筆者:shirai
ヤンマーは、食の恵みをより身近に感じることができるサービスを提供する「YANMAR Premium Marché」プロジェクトを12月11日に始動した。農業機械や漁船などのメーカーとして多くの生産者と向き合ってきた同社は、「日本の農業・漁業をはじめとする一次産業の価値を高めるとともに、地方の活性化に貢献したい」という思いいから、食材を美味しく食べたい消費者と、より美味しく食べてもらいたい生産者をつなぐこと、独自のノウハウと技術で消費者の期待を超える食を提供すること、新しい食体験を通じた今までにないライフスタイルや食文化を提案していくことを目指し、同プロジェクトを立ち上げ。これまで、生産者と消費者をつなぐ青空市場や社員食堂の一般開放など、人と自然のより豊かな未来 -A SUSTAINABLE FUTURE- の実現を目指した活動に取り組んできた同社は今後、既存事業の枠を越えた新規事業として、ブランド牡蠣「くにさきOYSTER」の販売や、バイオイノベーションセンター倉敷ラボでの試験作物の研究・生産、グルテンフリーの新食品素材「米ゲル」の商品化など、“食”に関する取り組みの領域を拡大していく。具体的には、情報発信型ECサイトウェブサイト「premiummarche.com」で「プレマル特選素材」の紹介を通した、食材についての理解を深める情報の掲載や、あわせて青空市場やワークショップなどのイベント情報なども紹介、同社グループで生産した野菜や果物を使用したドレッシングソースや、同社が協同研究を進めるフランスのBUZET農協のワインなど、プレミアムマルシェが厳選した加工品や、独自の技術で開発・販売する、「くにさきOYSTER」や「ライスジュレ」の関連商品など、プレマル.comでしか取り扱いのない商品のネット販売。また、こだわりの農作物「プレマル特選素材」の試食販売を中心に、「プレマル.com」にて販売中の加工品、フラッグシップレストランで提供するメニューの一部を販売するPremium Marché 青空市場(プレマル市場)の開催や、「プレマル特選素材」などこだわりの食材を使った一汁三菜メニューを中心に提供している社員食堂を、毎週末ランチ時間帯に一般開放するPremium Marché OSAKA(プレマルオーサカ)も開催する。さらに、2018年1月5日には、プレミアムマルシェのコンセプトをこめたフラッグシップレストラン「RISTORANTE con fuoco (リストランテ コン・フォーコ)」オープン。このほか、体験型ワークショップPremium Marché 教室(プレマル教室)や、田植えイベントや収穫体験などの様々な農業体験Premium Marché FARMS(プレマルファーム)などの開催も予定。一般消費者とより直接的につながり、消費者のニーズにあわせて順次拡充することで、豊かな食文化の醸成に貢献するとともに、新しい食ソリューションビジネスの創出を目指していく。【イベント内容など詳しくは:https://premiummarche.com】