メルシャン「ビオディナミ実践オーガニックワイン」発売
執筆者:motoe
メルシャン(社長:代野照幸)は、フランス最大級のビオディナミ(化学肥料や農薬を使用せず、月の動きなど自然界のリズムに沿ってブドウ栽培を行う農法)実践ワイナリー「ドメーヌ・カズ」監修の新ブランド「ベル・フルール オーガニック」のメルローとシャルドネ2種を2月27日より全国で新発売する。オーガニック関連商品の関心度に関する同社調査では、オーガニックの「ワイン」に興味を持っている人は77%で、他の商品と比べて高いことが分かった。一方で、「オーガニック商品に興味はあるが利用していない理由」については、「価格が高い」が最も多く、「オーガニックの基準が分からない」「本当にオーガニックかどうか分からない」などが挙げられた。同社はこれらの課題を解決するために、「ドメーヌ・カズ」と初の共同開発に取り組み、ヨーロッパの認証機関に加え、日本の有機認証機関「エコサート・ジャパン」でも認証を取得。さらに、メルシャン藤沢工場でボトリングすることで、良質なワインでありながらリーズナブルな価格を実現した。今回発売される「ベル・フルール オーガニック メルロー」は、チェリーやプラムのようなリッチな果実のアロマにほのかなスパイスを感じ、穏やかなタンニンが調和した赤ワイン。「ベル・フルール オーガニック シャルドネ」は、パイナップルやモモのアロマに新鮮で生き生きとした酸のバランスがよく、しっかりとした余韻が楽しめる白ワインとなっている。また、商品名の「ベル・フルール」は、フランス語で「美しい花」を意味するため、南仏を代表する花、ラベンダーとミモザをラベルにあしらい、南仏の自然を感じられるデザインにしたという。各750ml・びん入り、アルコール度数12.5%、オープン価格。