豊島「タリーズ・東海グルメ等の残渣をアパレル商品化」
執筆者:motoe
繊維専門商社の豊島(代表取締役社長:豊島半七、名古屋市中区錦2-15-15)が展開する廃棄予定の野菜や食材を染料として活用するプロジェクトブランド「FOOD TEXTILE」は、アイレクスリテイルが展開する雑貨ショップ「ON SEVEN DAYS」とコラボレーションした新商品を5月3日より「ON SEVEN DAYS」全14店舗で発売する。国連機関や農林水産省の推計によると、世界の食料生産量の3分の1が毎年捨てられ、日本の年間食品ロスも600万トンを超えるなど、近年食品ロスの問題に注目が集まっている中、同ブランドは、食べ物がもつ「色」に注目、染料化する独自の技術を活用し、様々な企業とのコラボレーションを通して、アパレル業界からフードロス問題に取り組んできた。今回は、岐阜県の老舗油屋「山本佐太郎商店」の「おいものかりんとう紫いも」の製造過程で出た紫芋の商品にならない端部分、愛知県の飲食店「ぞうめし屋」の味噌を製造する段階で出た残渣、ハーブとアロマテラピー専門店「生活の木」のハーブティー「マロウブルー」の残渣、シアトル発祥のスペシャルティコーヒーショップ「タリーズコーヒー」より提供されたエスプレッソコーヒーの豆かすを使用し、オンセブンデイズとの共同企画により、Tシャツとバッグに生まれ変わらせたという。Tシャツは各3,200円(税別)、バッグは各4,900円(税別)。