JALUX「トンロー日本市場」タイに開業
執筆者:motoe
JALUX(代表取締役社長:込山雅弘は、タイに設立した合弁企業「J VALUE CO., LTD.」により、同国初となる日本生鮮卸売市場「トンロー日本市場」を6月9日、バンコク スクンビット・トンローエリアに開業する。同市場は、バンコク都内の中でも特に日本食レストランの多いスクンビット・トンローエリアに位置し、「日本のいいものを世界へ」というコンセプトのもと、新鮮かつ安全な日本産食材(鮮魚、野菜、果物、牛肉など)を、現地のレストラン、ホテル、卸・小売の事業者に提供する。 豊富な種類の良質な日本産食材が調達できる環境を提供することで、現地の食文化をさらに豊かにすることに寄与していく意向。 なお、同市場開業にあたり、同社グループは現地法人 JALUX ASIA Ltd.とともに、築地の鮮魚仲卸 亀本商店と青果卸 長峰商店、名古屋の精肉店 杉本食肉産業との共同出資による合弁会社「J VALUE CO., LTD.」を設立。各社とも、それぞれの専門領域において長年蓄積されたノウハウを有し、アジア諸国への食品輸出実績もある老舗企業で、 これまでに蓄積してきた食品流通事業のノウハウやタイでの事業実績に加え、各社の強みやネットワーク、さらには JALグループの連携による空輸などにより、「必要な時に」「必要な物を」「必要な数だけ」を調達できる卸売市場を実現していくという。【トンロー日本市場の概要】■住所:87 Soi Akapat (Thonglor 13), Sukhumvit 55 Road, Klongtan-Nua, Wattana, Bangkok(日本村内) ■占有面積:700㎡ ■ 営業内容:日本産生鮮食材の業務用卸売等 ■取扱品:鮮魚、野菜、果物、牛肉など ■営業時間:8:00~17:00(12:00 以降は一般のお客様にも販売) ■休業日:火曜日 ■収容人数:約80名 ■駐車場:60 台