タニタ「丸洗いできるデジタルクッキングスケール」発売
執筆者:motoe
健康総合企業のタニタ(東京都板橋区前野町1-14-2、社長:谷田千里)は、水や中性洗剤で丸洗いできる防水性に優れたデジタルクッキングスケール「KW-301」と「KW-201」の2機種を9月1日に発売する。同商品は、電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)で「IP65」を取得するなど、家庭用としては上位となる高い防塵・防水性能を持つことが特徴。本体内部への水や粉の侵入を完全にシャットアウトできるとともに、水や中性洗剤での丸洗いを可能にした。また、電源を入れてから約
1秒で計量を開始できる「すぐゼロ」機能や、計量皿に載せて1秒以内に重さを表示する「すぐピタ」機能を搭載。計量時の「待たされる」ストレスをなくし、時短や効率的な調理を可能にする。メーンターゲットは家庭で料理やパン・お菓子づくりを頻繁に行う女性で、価格はオープン。総合スーパー(GMS)やホームセンター、家電量販店などを中心に2機種合計で年間2万8000台の販売を計画しているという。 口に入れる食材が直接触れるものだけに、調理器具を清潔に保ちたいというニーズは高まりを見せており、これに応え、同社では、2005年に防水で洗うことができるクッキングス
ケールを発売、以降そのラインアップを拡充してきた。2016年2月に高い防塵・防水性能を持ち、最小表示0.1gのハイエンド商品を発売したところ、ベーカリーショップやカフェなどのプロフェッショナルを中心に高く評価された実績を持つ。今回発売する同商品は、同社がこれまでの先行商品で培った技術を生かし、防塵・防水性能と使い勝手のよい機能を盛り込んだのが特徴。日常的にパンやお菓子づくりを楽しむ人が、手軽に使える商品となっている。 計量範囲は「KW-301」が0―3kg、「KW-201」が0―2kgで、最小表示はいずれも1g(「KW-301」は2-3kgの計量時は2g)。本体サイズ・重量は、いずれも幅122×高さ39×奥行194mm、約383g(乾電池含む)。表示の文字高は20mmで、大きなボウルを載せても数値が見やすいほか、計量皿は取り外して洗え、ふき取りやすい本体デザインとすることで、簡単に手入れができるようになっている。このほか、本体上部のフック穴で壁掛け収納が可能で、必要なときにすぐに使うことができる。色は「KW-301」がアイボリー、「KW-2
01」がホワイトとピンクの2色で、キッチンになじむ優しいカラーが採用されている。