明治「自社工場における再生可能エネルギー」活用拡大
執筆者:shirai
明治は、CO2排出量削減に対する取り組みの一環として、自社工場において自家消費を目的とした太陽光発電設備を導入し、再生可能エネルギーの活用を拡大し、2028年度までに太陽光発電設備導入による年間CO2排出削減量約6,000トン(2019年度比)を目指し、発電規模約8.4メガワットの国内有数の自家消費型太陽光発電に向けて取り組みを進めていく。明治グループでは、昨年策定した「明治グループサステナビリティ2026ビジョン」の3つの活動テーマの一つに「環境との調和」を掲げている。その中で、「脱炭素社会の実現」を視野に入れてCO2排出量の削減を進める取り組みの一つとして、再生可能エネルギーの活用推進を行っている。本年度は九州工場に太陽光発電設備を導入し、2020年3月より発電を開始する予定。今後もこの取り組みを順次拡大し、2028年度には自社工場における年間CO2 排出削減量約6,000トン(2019年度比)を目指す。投資金額は総額30億円規模を見込んでいる。同社は、今後も事業活動のあらゆる段階における省エネルギー対策を行うとともに、太陽光発電などの再生可能エネルギーの活用を拡大することで、CO2排出量の削減という社会課題の解決に向けて取り組んでいく。