森永「賞味期限“年月”表示化取り組み」スタート

      執筆者:motoe

森永製菓(東京都港区芝、代表取締役社長:太田栄二郎)は、「おっとっと」や「小麦胚芽のクラッカー」「エンゼルパイ(ミニ含む)」など一部商品について賞味期限表示を「年月日表示」から「年月表示」に変更する。日本におけるフードロス(本来食べられるのに捨てられてしまう食品)は、年間643万トン発生しているが(出典:農林水産省及び環境省「平成 28 年度推計」)、10月1日より「食品ロスの削減の推進に関する法律(食品ロス削減推進法)」が施行され、社会課題として一層のフードロス削減が求められている。食品ロスの削減は、廃棄物の減少につながるだけでなく、適正な生産により食料の生産から輸送、消費までの一連の工程から出る温暖化ガスの縮小にもつながると言われており、同社はこれまでも、原材料、包装仕様、製造技術など、あらゆる点において品質保持の向上に取り組んできた。今回、一部商品の賞味期限「年月日」表示を「年月表示」に切り替えることにより、サプライチェーン全体でのフードロス発生の削減をさらに推進していく意向。今後も、フードロス削減へに向け、賞味期限表示の見直しや賞味期間のさらなる延長の実現に継続して取り組んでいくという。【年月表示の切替予定時期および商品】■2019年12月:おいしいコラーゲンドリンクピーチ、おいしいコラーゲンドリンクレモン、おいしいコラーゲンドリンクプレミオ、おいしい青汁 ■2020年2月:パセノールドリンク ■2020年3月:ミニエンゼルパイ<バニラ>、エンゼルパイTTP ■2020年4月:ガトーショコラ、小麦胚芽のクラッカー、おっとっと<うすしお味>、ベジタブルおっとっと<コンソメ味>、おっとっと<矢場とんみそかつ味> 、おっとっと<たこ焼きマヨ味>