全日本食学会「医療関係者や飲食店対象にお弁当支援」
執筆者:編集部
一般社団法人全日本・食学会は(理事長:菊乃井三代目主人 村田吉弘)、4 月24 日から新型コロナウイルス感染症の治療にあたる医療従事者と営業自粛を求められ事業継続が不安な飲食店や生産者を対象に「お弁当」を介して支援する活動を実施した。 新型コロナウイルス感染症は終息の目途が見えず、不安やストレスが高まり、特に医療現場への負荷は増すばかりとなっている。同会ではこのような状況改善を支援すべく、地域の飲食店にお弁当を作ってもらい、そのお弁当を地域の医療機関へ届けるという支援活動となっている。これらに係る経費は一般社団法人全日本・食学会及の資金や募金等にてまかなう。問い合わせ先、 事務局 info@aj-fa.com。
一般社団法人全日本・食学会 理事長 村田吉弘(菊乃井三代目主人)。「我々は料理人や生産者、食に関する事業者を中心とした団体です。我々の使命は、ただ皆さんのお腹を満たすだけではありません。食文化の継承や発展への寄与、食育活動や環境への取り組み等々、食を通じて世界の方々を笑顔にする事だと考えております。しかしながら、コロナ禍により大きな試練の場に立たされております。食の団体として、この状況をどうにかしたい、という思い。それと同時に命の最前線で尽力して下さっている医療関係者の皆様に食を通じてエールを送りたい、という思い。これらを組み合わせ、一つの支援の形を作ってみました。手探りの中での出発なので、活動を行いながら状況に応じて随時、変更改善を行っていく予定です。また、条件が整えば全国的に展開して行きたいとも考えております。コロナに負けない。気持ちは一つです。一刻も早くこの状況が改善し、世界中のレストランが皆さんの笑顔で溢れる日が来る事を願ってやみません」。