インファーム「店内で育てられるハーブ・野菜」販売開始
執筆者:motoe
次世代型屋内垂直農法を行う Infarm – Indoor Urban Farming Japan (本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平石郁生)は、東京都内3店舗のスーパーマーケットを皮切りに、アジア初の出店地として日本での展開を開した。紀ノ国屋インターナショナル(青山店)では1月19日から店内に設置された「ファーム(畑)」で栽培されたハーブを販売しており、続いて、1月23日には Daily Table KINOKUNIYA 西荻窪駅店、1月26日には大規模な建替えを終えたサミットストア五反野店にて、順次販売を開始する。また、今回の3店舗に加え、4月までに首都圏での複数店舗の展開も予定す。紀ノ国屋インターナショナル(青山店)では、イタリアンパセリ、イタリアンバジル、ミント、パクチーといった、バラエティに富んだハーブ4種を取り揃えているほか、Daily Table KINOKUNIYA 西荻窪駅店では、葉物野菜をミックスした「サラダブースター」3種を展開、「ニュートリショナルサラダブースター」は、ゴールデンスベリヒユ、スカーレットケール、トスカーナケール、「スプリングサラダブースター」は、レッドソレル、赤水菜、赤からし菜、「スパイシーサラダブースター」は、わさびルッコラ、クレソン、赤からし菜の組み合わせとなっている。さらに、サミットストア五反野店では、イタリアンバジルとパクチーに加え、パリッとした食感とクリーミーな味わいが特徴のクリスタルレタスを販売する。同社のハーブ・野菜は、普段の料理に活用するだけでなく、生のまま料理の仕上げに加えたり、様々な用途に使用可能。各店舗には同社のスタッフが定期的に訪れ、店内で育った野菜を根が付いたまま収穫し、次のサイクルのために新しい苗を植え、生産地から消費地までの輸送距離を最短にすることで、栄養素と風味に満ちた最も新鮮な状態で購入することが可能となる。購入後は 2cm 程度の水を入れた容器に根を浸し、高温多湿を避けて保存すれば、生き生きした状態を保つことができるという。