森永「国内全生産拠点においてFSSC22000」取得
2021/04/23 執筆者:motoe
森永乳業(本社:東京都港区、代表取締役社長 宮原道夫)は、食品安全マネジメントシステムの国際認証規格「FSSC22000」の認証を、関係会社の工場を含む国内全24の生産拠点で取得したことを発表した。同社グループは、2019年度より開始した中期経営計画の中で“ESGを重視した経営”を掲げており、重点取組課題の一つである「供給」では、安全・安心を重視した原材料調達と製造を経て、高品質な商品を安定的に届けることに取り組んでいる。これまでHACCPを基本とした独自の品質管理システムやISO9001にて、食品安全と品質管理に取り組んできたが、2013 年からはFSSC22000の全社的な取得に着手。2019年より厚生労働省の総合衛生管理製造過程認証工場を主体に取り組みを進め、2021年3月までに国内全24生産拠点で認証取得を完了した。また、認証の取得だけでなく従業員が正しくFSSC22000を理解するための社内教育にも力を入れており、FSSC22000の内部監査員養成講習も実施しているという。