流通システム「12月調査で600社が新たに参加」

      執筆者:編集部

流通システム標準普及推進協議会は、半年毎に卸・メーカーの流通 BMS 導入企業数調査を実施しているが、2021年12月1日時点では16,100 社以上となり、前回調査2021年6月1 日時点から600社以上の増加となった。新型コロナウイルス感染拡大が長期化し、働き方や人とのつながりが対面からオンラインという新しい様式になったことによる DX 化の加速などが導入企業数増加につながった。また、流通業界で対応を強いられる、2023年10月から施行される適格請求書等保存方式(インボイス制度)や、2023年12月末まで宥恕措置が示された電子帳簿保存法の改訂、2024年1月にNTT東日本/西日本の INS ネット(デジタル通信モード)サービスの提供終了 (https://www.ntt-west.co.jp/denwa/2024ikou/business.html#ins)などがあり、インタ ーネットを利用し、取引に関する情報の保存を紙から電磁的に保存していく必要が増してき ている。