キリン「日本産ホップ関連グッズ」工場ショップで発売

      執筆者:shirai

キリンアンドコミュニケーションズは4月16日より、全国のキリンビール工場に併設のショップ「ファクトリーショップ」でビールの原料でもある日本産ホップなどを使用したグッズの販売を開始した。ホップは、ビールにとって大切な原料で、ビールの苦みや香りの由来であることから「ビールの魂」と言われている。日本産ホップは、国内生産ならではの香りで、ビールの魅力を広げている一方で、生産者の高齢化や後継者不足により、生産量は最盛期に比較し、大きく落ち込んでいる。キリングループは50年以上にわたり、ホップの国内生産量トップクラスを誇る岩手県遠野市において、日本産ホップの生産支援のみならず、現地ならではの特産品のブランディングや販路拡大による地域活性を応援し、遠野市の「ビールの里」まちづくりに参画している。今回は「ビール以外の製品で、日本産ホップの魅力をお楽しみいただく」をコンセプトに、キリンビール工場の「ファクトリーショップ」で日本産ホップに関連するグッズの販売を開始することとなった。今回発売するのは、キリンビールが契約栽培している日本産ホップ「IBUKI(いぶき)」と、ホップの風味を引き出す香辛料を絶妙な組み合わせで仕上げ、ハーブドリンクや炭酸割りで楽しむことができるハーブコーディアル「ホップシロップ」と、JR仙台駅直結のホテルメトロポリタン仙台イーストで客室バスアメニティとして使用され、華やかで純粋な香りとともに、遠野の爽やかなそよ風を感じられる「HOP&BARLEY IBUKIホッププレミアムアメニティ」、遠野市の遠野アサヒ農園で栽培・収穫した、スペインではビールのおつまみの定番野菜であるスペイン原産のトウガラシ「パドロン」を冷凍保存し、フリーズドライ製法で粉末化したパウダーを味付けに使用した「亀田の柿の種 遠野パドロン風味」の3種となる。なお、「亀田の柿の種 遠野パドロン風味」のみ、4月26日より発売の期間限定商品となる。