キリン「L.ラクティス プラズマ」臨床試験成果発表

      執筆者:shirai

キリンは、独自素材「L.ラクティス プラズマ」の摂取により、医療従事者の発熱や倦怠感を感じた日数が減少する可能性を臨床試験で確認したと発表した。マラヤ大学およびベトナム国立栄養研究所との共同研究で、感染症リスクの高いベトナムの医学生101名を対象に4週間調査した結果、摂取群ではプラセボ群より発熱・倦怠感の発生が有意に少なかった。また、摂取群の血液中免疫細胞がウイルス増殖を抑制する作用も確認された。研究成果はバンコクで開催された国際学会APCCMIで発表された。キリンは今後も免疫研究を進め、「免疫ケア」を軸に人々の健康維持に貢献していく方針。