エームサービスが諫早干拓農地の野菜調達を開始

      執筆者:編集部

全国の企業・学校・病院・社会福祉施設など1200カ所以上の施設で、給食の受託運営を手掛けるエームサービス(東京・港区、石田久人社長)は、11月25日より、長崎県諫早干拓農地で栽培された国産野菜(大根、ニンジン、トマト、ミニトマト)の調達を九州地区で開始した。諫早干拓農地は、化学農薬や化学肥料の使用を抑え、緑肥のすき込みによる土づくり、フェロモン剤の使用による病害虫対策、マルチ被覆による除草対策などを通じて環境への負荷を軽減した持続可能な農業に取り組んでいる農地。すべての営農者が認定農業者(エコファーマー)に認定されており、GAP(農業生産工程管理)に取り組んでいる。同社は、産地直送で調達することで、生産者との直接取引によるトレーサビリティの実現、食の安心・安全確保、物流の短縮による野菜の鮮度の向上、お客の健康配慮と顧客満足度向上を目指す。