コープネット「じゃがいも(男爵・空洞果)」を販売

      執筆者:編集部2

コープネット事業連合会は、昨年の天候不順の影響で、中心部分が空洞状態になり、変色した北海道産(JAようてい)のじゃがいも約20tを「じゃがいも(男爵・空洞果)」として商品化。宅配サービス「コープデリ」のインターネット注文サイト「コープデリeフレンズ」にて1月10日(月)から、一部会員生協の宅配カタログにて1月17日(月)から、それぞれ期間限定で販売する。じゃがいもの空洞果は、空洞周辺部分を取り除けば問題なく食べられるが、これまでは空洞センサーによって空洞果を自動選別・除去。一般消費者向けには出荷していなかった。しかし、昨年の猛暑や秋の長雨などの天候不順の影響で、例年以上に空洞果が発生。コープネットでは、農産物を無駄にせず、産地生産者を応援する目的で、空洞果じゃがいもの商品化に踏み切った。価格は700gで150円。なお、コープネットでは同様の取り組みとして、猛暑による高温障害で「乳白粒」と呼ばれる白い米が大量発生した、埼玉県産米「彩のかがやき」と群馬県産米「ゴロピカリ」を「乳白粒」入りで販売し、生産者支援に務めている。