鈴廣かまぼこ&早稲田大学野口ゼミ、販促コラボ

      執筆者:編集部

鈴廣かまぼこ㈱は早稲田大学・野口ゼミナールとコラボレーション企画「伝統食品復活させるためのマーケッティング」に2年前から協力を続けてきたが1月21日、その発表会が行われ、優秀賞として鈴廣かまぼこ社長から商品券などが贈呈された。野口ゼミナールは過去資生堂、日産自動車など大手企業とタイアップして産学協同のマーケッティング研究に取り組み、研究成果を企業で採用してもらうなど成果を上げてきた。今回は消費者のさかな離れを如何に防ぐかをポイントにさかなの加工品である蒲鉾をターゲットにマーケッティング戦略に取り組み、同ゼミナールに所属する男女学生5グループが1~2年かけ研究を続けた。優秀賞に選ばれた作品はインターネットを活用したマーケティング戦略で、全10ページに及ぶ力作。パソコンを使った通販利用は08年に比べ09年度は大幅に増えており、月3回程度利用する層が全体の60%に達している。特に20代女性層が利用に積極的、と分析している。鈴廣かまぼこ鈴木博晶社長は「提案していただいたアイデアは新鮮で効果の期待できるもの。早速検討したい」とお礼を述べた。