サタケ「今年創業115周年迎える」

      執筆者:編集部

 今年、サタケは創業115年を迎える。明治29年、創業者佐竹利市が日本で初めて動力精米機を考案し、生産したことに始まる。以来、穀物加工技術の研究開発を重ね、精米機をはじめ収穫から食卓に上るまでの全ての加工機械を提供してきた。日本はじめ世界140ヶ国以上に輸出し、現在では食の「安全・安心・美味・健康」をコンセプトに「精米のサタケ」から「精米と選別のサタケ」へ展開している。「ピカ選」、「ピカ選GRAND」に代表される最新鋭の光選別機を市場に投入するとともに、選別分野以外の事業領域、種子の段階から遺伝子・酵素分析などナノテクノロジーの分野、炊飯・パックご飯など二次・三次加工食品まで拡大。また、米の機能性成分に着目し、健康や美容によい機能性米の研究や循環型農業の実現を目指したバイオマス技術・発酵技術などの研究開発にも注力している。