農水省「中央卸売市場整備計画」を公表

      執筆者:編集部2

農林水産省は、3月31日、中央卸売市場の具体的な整備の計画である新たな「中央卸売市場整備計画(以下、整備計画)」を定めた。整備計画は、卸売市場法に基づき農林水産大臣が定めているもの。計画の内容としては、新たに再編に取り組む中央卸売市場として、青果物2市場、水産物9市場、花き4市場を追加。開設者が移転新設を計画している中央卸売市場として福岡市中央卸売市場を追加した。また、全国の中央卸売市場(平成23年度当初時点の全体で72市場。うち青果物58市場、水産物44市場、食肉20市場、花き21市場)について、施設整備の予定があるものとないものに分類するなど、卸売市場としての経営戦略を早期に確立し、開設者及び市場関係業者が一体となって取り組むよう整備計画を打ちだした。計画期間は、平成23年度から平成27年度。