セブン&アイ「ヨークベニマル保原店」開店
執筆者:編集部
ヨークベニマルは5月27日、福島県伊達市保原町に「ヨークベニマル保原店」を開店する。伊達市へは梁川店、伊達店に続き3店舗目の出店となる。伊達市は平成18年に福島県北部の保原町、伊達町、梁川町、霊山町、月舘町の5町が合併して誕生した。同店が出店する保原地区は古くから養蚕で栄え、ニット製品の産地として全国的に知られている。また、農業が盛んで「もも」や「りんご」などの果物が量産されている。店舗の主な特徴は、食料品を中心にした売場づくりで、品揃えの幅を広げ、売場全体でメニュー提案を実施。店内照明の一部には消費電力が少なく寿命が長い「LED(発光ダイオード)照明」を設置し、「インバータ冷凍機」と夜間電力で熱エネルギーを蓄える「氷蓄熱システム」をセットで導入した。敷地内には、保原町商工会が運営する「デマンド交通システム」の乗り合いタクシー専用の駐車場を設置。また、伊達市の老人介護給付制度の「大人のおむつ券」を使用できる店舗として認定を受けた。商品特徴について、鮮魚売場では福島や仙台を中心に各市場からの集荷を行い、新鮮な魚を提供。精肉売場では福島牛をはじめ生産履歴の分かる伊達赤鶏などを品揃。青果売場では県内各地の農家から地元農産物を直接仕入れ、全国各地の野菜・果物を提供する。