【7月号】ジェイコム東京西エリアいきいきプロジェクトで「江戸東京野菜料理教室」
執筆者:編集部2
7月24日(日)、ケーブルテレビでおなじみのジェイコム東京西エリア主催で、小金井市の後援もいただいた「いきいきプロジェクトの江戸東京野菜料理教室」が行われた。なお、この様子は、8月1日以降、ジェイコムTVの「すぎ*たま」という番組で、紹介される予定。
*いきいきプロジェクト:http://www.jcom.co.jp/corporate/csr/ikiikipjt.html
参加者は、近隣の各市の市民の方々で、「江戸東京野菜」については、すでに良くご存じの方から、この企画で初めて耳にした方まで、さまざまでしたが、皆さん江戸東京野菜にとても関心を寄せていただいての参加となった。
この日は、旬真っ盛りの「寺島なす」と「銀まくわ」を使った料理教室となった。
卵大の寺島なすと一般に流通している千両なすの生での食べ比べから始めました。参加者の皆さんに、食べた違いをお聞きすると、皮の硬さの違いやアク(えぐみ)の違い、なすの中の白い部分の触感の違いなどがあげられた。
また、銀まくわは、皮をむいて種つきのまま切り分けた状態で、試食をしていただいた。「甘味はあまり強くないが、香りが高い」との感想を予想していましたが、以外にみなさん完熟して甘みがのっていたようで、口々に「甘い」とおっしゃっていた。わざと種をとらずにジュースを残したまま試食していただいたのがよかったかと考える。
食べ比べの後は、いよいよ料理を作っていただいたが、男性の参加者も多く、1グループは全員男性のグループであった。
参加者の皆さんには、「寺島なすのさっぱり酢飯」、「銀まくわの冷たいスープ」、「銀まくわとタコのサラダ」、「寺島なすの揚げびたし」を作っていただき、オプションとしてなすのヘタを使った「天満椎茸」、「寺島なすと黒米のぜんざい風」「銀まくわのヨーグルト味噌漬け」を試食していただいた。
男性陣は、一番人気が「寺島なすの揚げびたし」であった。女性陣は、「寺島なすのさっぱり酢飯」と「寺島なすと黒米のぜんざい風」に人気があったようだが、銀まくわの食べ方にも驚かれた。また、寺島なすのヘタで作った「天満椎茸」は、「ヘタを食べるなんて!」「ヘタは捨てていたけれど、今度は捨てずに料理します!」他、反響が大きかった。
今回は、「銀まくわの冷たいスープ」をご紹介します。
● 銀まくわの冷たいスープ
<材料> 4人分
・銀まくわ 1/2個
・豆腐 1/4丁
・たまねぎ 小1/2個
・昆布茶 小さじ2
・冷水 1カップ
・塩・胡椒 適宜
<作り方>
1. 銀まくわとたまねぎは、適当な大きさに切る。
2. 1と豆腐、昆布茶、冷水をなめらかになるまでフードプロセッサーにかけ、塩・胡椒で味を調える。
3. 冷蔵庫でよく冷やしてから、器に盛る。
☆酒井文子の江戸東京野菜レシピバックナンバーは、 こちら→https://fv1.jp/blog_sakai/backnumber.html
☆ 酒井文子の江戸東京野菜deクッキングは、
こちら→ http://www.newstokyo.jp/index.php?id=274
☆ 酒井文子の東京食材deクッキングは、
こちら→ http://www.newstokyo.jp/index.php?id=315
☆ 大竹道茂江戸東京野菜ネットは、 こちら→https://fv1.jp/chomei_blog/?author=5
☆ 江戸東京野菜通信「大竹道茂の伝統野菜に関する情報」は、 こちら→ http://edoyasai.sblo.jp/
☆ NPO法人日本食育ランドスケープ協会「心と体にやさしい野菜アレンジ」
暮らしの手帖社 好評発売中!http://jasla.org/index_start.php