ファミリーマート「移動販売車の営業」開始

      執筆者:編集部

ファミリーマートは10月24日、4温度帯の販売設備を搭載した移動コンビニ「ファミマ号」の営業を福島県内で開始した。ファミマ号は東日本大震災の被災地支援や買い物不便地域での買い物支援などを目的に、9月から宮城県内で営業を開始している1号車と合わせて合計で2台。今回は平成会「介護老人保健施設 グリーンケアハイツ」の駐車場で毎週月曜日の10時30分~12時00分まで営業される。現段階での営業時間は2時間程度で、福島県伊達郡川俣町の仮設住宅内に出店している直営店を基点として営業し、今後は順次営業地域を拡大する予定だ。移動販売車の主な特徴について、常温、定温、冷蔵、冷凍の4温度帯の販売設備、ホットウォーマー(飲料用)を搭載、専用の発電機を搭載しているため、停電地域でも営業が可能。電子レンジ、電気ポット、手洗い場を搭載。出入り口となる昇降ステップを2箇所設置。昇降ステップに手すりを取り付け、乗り降りの負担を軽減。リフトアップ式の開閉扉を採用することで、屋根としても活用が可能。使用車両は3tトラック(am/pm配送車を改造)。商品数は約300種類。