【12月号】世田谷で地場野菜と江戸東京野菜「大蔵大根」の料理講座

      執筆者:編集部2

世田谷区では、「平成23年度世田谷区NPO提案型協働事業」を行っている。その中で、「フード・風土」という団体が主催し、都市農業課と健康推進課が協力する「地域に根ざした食と農の講座」がシリーズで4回開講された。

第1回は、6月22日「東京の農業と野菜~江戸から東京へ受け継がれてきた農業と野菜」というテーマで、江戸東京・伝統野菜研究会代表の大竹道茂氏の講演と都市農業課からの東京と世田谷区の農業の現状説明があった。(http://edoyasai.sblo.jp/article/46235848.html#more

第2回は、8月24日に「世田谷育ちの豚を見に行こう!~豚肉を使ってバランスの良い献立を考えましょう」をテーマに世田谷で畜産を営んでいる吉岡栄氏の農場を訪ねお話を聞き、健康推進課よりTOKYOU-Xを使った料理の紹介と試食、都市農業課からの世田谷の農業の現状説明があった。

第3回は、10月26日「世田谷の農地を見に行こう!」をテーマに野菜と世田谷の伝統野菜である大蔵大根を栽培している農家大塚信美氏の畑を訪ねお話を聞き、都市農業課から農業の現状の説明があった。

第4回は、12月21日「世田谷野菜を使って~健康目指してバランスよく食べよう!」をテーマに私が、世田谷の地場野菜、伝統の江戸東京野菜である大蔵大根を使った料理のデモンストレーションと試食の講座を行い、健康推進課から食事をバランスよく食べるためのレクチャーと都市農業課から東京と世田谷の農業の現状の説明があった。

私の講座では、「大蔵大根入り三色なます」「大蔵大根と人参と小松菜のナムル」「根深ねぎ(長ねぎ)の炊き込みご飯」「人参の揚げボール」「里芋と甘納豆の茶巾しぼり」を健康推進課管理栄養士の枦山さんとの野菜や調理法についての質問に答える形の掛け合いとともに、デモンストレーションをし、試食していただいた。オプションとして、大蔵大根生産者の大塚さんからのたってのご要望「必ず葉も茎も全部使ってほしい」とのことで、「葉っぱのふりかけ」「茎とさつま揚げの炒め煮」も作って試食していただいた。

 世田谷野菜や江戸東京野菜について、しっかりアピールが出来たと感じている。また、主催者からも、参加いただいた方々からも、大変ご好評を頂いた。

今回は、「大蔵大根入り三色なます」のレシピをご紹介する。

●    大蔵大根入り三色なます

<材料>4人分

・大蔵大根150g ・紫大根150g ・人参100g ・塩大さじ2/3 

・砂糖大さじ4 ・酢大さじ5

<作り方>

1.   大蔵大根、紫大根、人参は、良く洗って千切りにし、ボウルに入れて塩をふり、良くもみ込む。

2.   しんなりしたら、水気を適当にしぼる。

3.   小鍋に、酢と砂糖を入れて火にかけて砂糖を溶かす。

4.   3を熱いうちに、2に回しかけて混ぜ合わせる。

5.   しばらくおいて器に盛る。

★    2012年1月15日(日)NPO法人ミュゼダグリ主催江戸東京野菜講座

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☆酒井文子の江戸東京野菜レシピバックナンバーは、                                                こちら→https://fv1.jp/blog_sakai/backnumber.html

☆    酒井文子の江戸東京野菜deクッキングは、

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☆    酒井文子の東京食材deクッキングは、

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☆ 大竹道茂江戸東京野菜ネットは、                                                               こちら→https://fv1.jp/chomei_blog/?author=5  

☆ 江戸東京野菜通信「大竹道茂の伝統野菜に関する情報」は、                                          こちら→ http://edoyasai.sblo.jp/ 

☆ NPO法人日本食育ランドスケープ協会「心と体にやさしい野菜アレンジ」
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