食とイベント(2)ソバの種まき体験会(山梨・白州)8/7

      執筆者:編集部2

 毎年恒例(7回目)のソバ種まき体験を甲斐駒ヶ岳と八ッ岳にかこまれた白州鳥原平の丘陵地でそば愛好家メンバーと1日楽しんだ。この会はもう20年目になる蕎麦さろんと5年目のスローフード江戸東京の合同行事で、今回もまた各層様々な人が集った。定年退職後2年目の旦那と奥さんやそば大好きのおじいさん一家族全員7人連れ、そば打ち訓練中の親子、若い夫婦、職場の仲間など。

この地は日本名水百選にも選ばれた名水の里であり、環境抜群、標高600mで昼の厳しい日射、夜の冷え込み、温度差10~15度もある。ソバには最高の条件で毎年香り高いソバ粉ができる。

私からソバの特徴や栽培の要点を説明した後、作業に入り、約500坪の整地された畑にロープを引き、目印をつけ、自分のまく畝をつくる。手まきでタネをまく。濃まきや深まきしないよう丁寧にまいていく。75日で収穫するがそれまで9月25日(土)は花見ウォーク、10月16日(土)刈取り作業、11月20日(土)に収穫祭を計画している。

作業後は冷水でしっかり冷えたとりたてトマト、キュウリに塩をふってバリバリ食べる。とても都会では味わえない本物。また今年から始めた地元のおかあさん達のそば処<名水そば>をいただく。これが実にうまい。一流のそば屋以上の印象深い味わいがある。

さて今年の収穫はどうか、何キロとれるか、今から楽しみである。

八ッ岳の麓のソバ畑。1週間ほどでソバの芽がでました。