日本豆乳協会「総生産量過去最高 伸び率103,4%」

      執筆者:編集部

日本豆乳協会は2013年、豆乳市場の動向について、農林水産省より発表された「豆乳等生産量等調査」を検証したところ、年間総生産量は過去最高の26万4720kl(103、4%)となった。豆乳生産量を分類別に見ると、豆乳(無調整)は前年同期比109,8%、調製豆乳は101、7%、果汁入り豆乳飲料は111,1%で、その他豆乳飲料は101,1%と、いずれのカテゴリーにおいても生産量が伸びた。特に1~3月期及び4~6月期の果汁入り豆乳飲料と1~3月期の豆乳(無調整)の伸びが顕著で、全体の成長を牽引した。豆乳市場が拡大している要因として、社会の健康や美容意識の高まりを受け、生活者の豆乳に対する理解が深まっていることメーカー各社が新製品を投入した果汁入り豆乳の伸び率が高いことなど子供や豆乳初心者、女性ファンの増加が考えらえられる。日本豆乳協会では、豆乳の知識や理解を深め、興味・関心を喚起することで豆乳市場がより活性化することを目的とし、昨年、初めて、豆乳資格検定を実施した。5年後の国民一人あたりの豆乳(類)年間飲用消費量5ℓ(2012年平均2l/年)を目標に、豆乳に対する理解や関心を高める活動をしている。