ヒルトンホテル「4月1日からフカヒレメニュー発売中止」

      執筆者:編集部

ヒルトン・ワールドワイドは4月1日以降、日本を含むアジア・大平洋地区の所有する直営ホテルでフカヒレ料理の販売を中止すると発表した。世界自然保護基金シンガポール支部CEOエレイン・タンは「アジア・太平洋地区におけるフカヒレ需要が世界のサメ数を減少させている。ヒルトン・ワールドワイドのフカヒレ料埋の販売中止はこの地域における貴重なサメを保護するとともに地球全体の海洋生態系の維持につながる」と述べた。同社では2012年12月、中国と東南アジアの直宮ホテル全てのレストラン、宴会施設でフカヒレ料理を除外、リクエストがあった場合のみ提供していたが、東南アジアでは2013年9月1日、中国全土では2014年2月1日よリフカヒレ料理の販売を中止した。今回の発表により、世界各地で所有、営業する645ホテルのレストランおよび宴会施設にからフカヒレメニューがなくなる。