国分「マレーシアの外食事業合弁会社」設立

      執筆者:編集部

国分グループ本社(本社:東京都中央区、会長兼社長:國分勘兵衛)は、マレーシアの外食事業中間持株会社Texchem Restaurant Systems (代表者:小西史彦)との間で、同国における低温食品物流事業の合弁会社設立契約を締結した。同社は本年よりスタートした第10次長期経営計画の中で、海外事業の基幹事業化を掲げており、アセアン事業はその柱の一つ。中でもマレーシアは経済発展に伴う食品市場の拡大が進む有望な市場であり、既に同社グループが事業展開しているベトナム、ミャンマーに並ぶアセアン事業の中核エリアと位置づけ、進出計画していた。一方、TRBグループは、同国において20年の歴史を持つSUSHI KINGをはじめ日系企業などとの提携を通じて外食チェーン店を展開しており、これらの物流に関して効率化・高度化を実現するとともに、食品物流関連サービスの事業化を図りたいとの意向があり、合意となった。事業内容、飲食店事業の企画・経営管理、資本金300百万リンギット、設立2016年2月。合弁会社は、TRS傘下で回転寿司チェーンSUSHI KINGを展開するSushi Kin Sdn. Bhd.の物流部門の移管を受け、同社の物流業務を受託することから事業を開始する。その後、TRBグループの事業運営ノウハウと同社グループの物流運営ノウハウを融合し、その他のTRS傘下企業を含むマレーシア国内の外食事業者・小売事業者の物流業務を受託することで事業拡大を目指す。会社概要、Kokubu Food Logistics Malaysia Sdn. Bhd. 所在地マレーシア、事業内容温度管理食品物流オペレーション業務(保管・配送・納品)、資本金1.2百万リンギット、設立2016年4月予定、出資比率 TRS51,0%、 国分グループ本社49,0%。合弁会社事業開始9月。