菱食「リョーショクグループ2010グランドフェア」開催

      執筆者:編集部

酒、食品総合商社菱食は6月30日、7月1日、「リョーショクグループ2010グランドフェア」を東京流通センターで開催し、スーパーマーケット、コンビニエンストア、デパート、酒販店など食品バイヤー1万5000人が来場した。今回の展示会は消費者の消費行動をもとに、いかに消費者に商品を受け入れてもらえるかという、現実的テーマを設定し、加工食品、生鮮食品、惣菜など徹底した商品の絞込みが行われた。出展業者は昨年より122社増え、最多の566社にのぼった。この日行われた記者会見では同社中野勘治社長が中間流通業者のあり方として「新しい時代に即応した売り場つくり、ニーズにあった商品提供がこれからの使命、中間流通業として役割を担える企業として市場をリードしていきたい」と方針を述べた。今回のテーマははじめようスマートライフ、展示会場は低温コーナーや酒類エリアなどカテゴリー別に仕切られ、見学者にとって見やすい、会場作りとなっていた。モンゴル塩の丹羽久担当者は「お客さんの流れがスムースなので、一人ひとりの顔が見え、商品説明もしやすい」と会場構成に感心していた。今展示会のテーマーの一つでもある「もっとNIPPO」は地方の食品を見直そうという地域活性化、掘り起こし企画で、北海道はじめ地方の珍しい食品が並べられていた。