ヤッホーブルーイング「定時退社協会」設立

      2017/07/04   執筆者:motoe

クラフトビール製造のヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)は、日本におけるクラフトビール文化の普及を目指しているが、この度、より多くの方々が楽しく幸せな気持ちでクラフトビールを楽しめるよう、その環境づくりの一環として定時に退社することを推進する「定時退社協会」を設立。理事長には井手直行(ヤッホーブルーイング代表取締役社長)が就任し円滑な定時退社を遂行するために独自開発した「定時退社訓練」を中心とした取り組みを通じて、定時退社という考え方や、働き方を見直す機会を提供するという。定時退社訓練では、働く社会人の「帰りたくても帰れない」気持ちに応え、その課題の克服と定時退社の実践に寄与すべく、当協会が独自に開発した世界初の訓練。2017年5月14日に実施された第一回訓練には一般企業9社から24名が参加し、定時退社を阻む障害を疑似的に乗り越える5種類の訓練に取り組んだという。訓練後の参加者へのヒアリングでは、定時退社訓練による意識変化の効果を確認することができたという。過重労働や残業過多が社会問題となる日本で、プレミアムフライデーやノー残業デーではない日も早く帰れる夜をふやし、一人でも多くの方が自由にビールを楽しめる社会づくりに貢献していきたいとしている。

■定時退社訓練 第一回実施の様子:URL:https://youtu.be/5LG1y2JJA3c