ハワイ発日本酒イベント「JOY OF SAKE」開催

      執筆者:motoe

海外最大の日本酒イベント「JOY OF SAKE」が、今年もイベントツアーの最終地、東京で開催される。2001年にホノルルで初めて開催された同イベントは、上質な日本酒を美食やエンターテイメントとともに楽しみながら味わうパーティースタイルが人気を博し、海外での日本酒人気の向上とともに規模を拡大してきた。ここ数年は日米の複数都市での開催が恒例となり、 17年目となる今年は、8月4日に来場者数1600名以上の大盛況となったホノルルに続き、9月27日にニューヨーク、11月1日に東京での開催となり、来場者数は三都市合計で約3500名の 予想となっている。同イベントは、毎年7~8月にホノルルで行われる「全米日本酒歓評会」に出品された日本酒を一般に公開する利き酒イベント。今年の全米日本酒歓評会は、8月4日のハワイでの開催に先立ち、8月1、2日の2日間に渡って行われ、日本より8名、米国より3名の合計11名の審査員により、国内外から出品された出品酒のテイスティングがされた。審査は全て銘柄名を隠したブラインド方式で行われ、各出品部門ごとに、それぞれ金賞、 銀賞を選考。17回目の今年は、大吟醸A部門(精米歩合40%以下)に106品、大吟醸B部門(精米歩合50%以下)に82品、吟醸部門に103品、純米部門に90品、計381品の日本酒がエントリーされたが、同イベントでは、 このすべての出品酒を自由に試飲することができ、金賞•銀賞に選ばれた銘柄には受賞マークが施されてテーブルに並ぶという。また、同イベントは、開催都市各地で話題の人気レストランによるアペタイザーが味わえることも特徴。今回の東京会場には、横浜中華街の老舗「重慶飯店」、最近多くのメディアで活躍している笹島シェフのイタ リア料理店「IL GHIOTTONE」、洋のエッセンスを巧みに取り入れた斬新和食の「日本橋 逢坂」など首都圏の有名店のほか、北海道や福岡など日本全国から様々なジャンルのレストラン14店が出店。それぞれのシェフ達がこのイベントのために特別に考案した日本酒に合うメニューを提供する。11月1日午後6:00~午後9:00、東京・五反田TOCビル 13階特別ホール(東京都品川区西五反田 7-22-17)にて開催。 入場料 ¥8,500(当日券:¥9,500)。詳細は公式HP http://www.joyofsake.jp