鹿児島県大崎町「鰻特産品セット」ふるさと納税返礼品に

      執筆者:motoe

鹿児島県大崎町(町長:東靖弘)は、日本の料理界をリードする3名の有名料理人(日本料理店「賛否両論」笠原将弘氏、料理研究家コウケンテツ氏、料理研究家高木ゑみ氏)と、鰻産業再生のパートナーシップを結び、特産品開発プロジェクトを実施しているが、この度、 新たな特産品となるセット商品が完成したため、期間限定でふるさと納税の返礼品として受付を開始した。今後は「日本全国WEBの駅(URL:http://www.felissimo.co.jp/s/oosaki/2/)」にてEC販売も展開する予定だ。3名は、鰻養殖生産量日本⼀の大崎町が誇る養鰻場や加工工場を視察の上、大崎産鰻とその加工過程を研究、3名それぞれにとって初となる鰻商品の開発監修となった。笠原氏は和風、コウケンテツ氏は韓国風、高木氏はフレンチ風という、それぞれの持ち味を生かした大崎産鰻に合うタレを開発し、鰻の新しい楽しみ方を提案、おおさき鰻を日本のみならず世界に向けて発信をしていくという。 大崎町は、これまで産業振興の手段としてふるさと納税制度を活用し、生産者・事業者へ新商品開発を促進しており、本プロジェクトは、寄附制度に依存しない、疲弊する地方の経済発展のモデルと位置付けている。今後は、産業毎にパッケージにして、日本全国、そして世界に流通させ、ブランド力の向上を目指していくという。