NPD「2017年恵方巻きの喫食動向」レポート公表

      執筆者:motoe

外食・中食市場情報サービス「CREST」を提供するエヌピーディー・ジャパン(東京都港区、トーマス・リンチ代表)は、外食・中食市場における2017年2月の恵方巻きの喫食動向に関する分析レポートを公表。大きく以下のことが分かった。外食・中食における、恵方巻きを含む「手巻き、のり巻き、太巻き寿司」の2月の食機会数は、2017年に4200万回で前年同月比マイナス13%と大幅減となった。購入先では、スーパーのシェアが最多で半数を占めるが、3番目に多いコンビニのシェアが大幅に減少(2015年2月比-6.2pt)。喫食者では、女性40-79才が最多であった。同分析レポートでは、恵方巻きは、外食・中食で最大かつ成長しているセグメントである男性40-59才の利用を取り込めていないこと、外食・中食市場全体の成長をけん引してきたコンビニでのシェアが減少している、という2点が大きな問題で、その市場に陰りが出てきているものと思われると指摘。より若い世代、特に男性の利用を高めていく工夫をすることが、恵方巻き市場の再活性につながるとまとめている。詳細は、http://www.npdjapan.com/press-releases/pr_20171211/